その百五十一 江戸前


昨日はマイミクのたいちょうさんに誘われて旭川某所にあるお寿司屋さんを訪ねました。
このお店「和」さん(末広4条4丁目の交番向かい)は近々閉店し札幌へ移転される予定なのです。
実はたいちょうさんとお会いするのも初めてで、しかも寿司屋とくればちょっとドキドキものでありましたが
非常に親しみのある方でまた大将も気さくであったので終始色々な話で盛り上がらせて頂きました。


携帯しかなかったのでカメラを持ってこなかったことが悔やまれます。
今まで普通に食べているにぎり寿司を江戸前と思っておりましたが

このお寿司を頂き
今までの概念を覆されてしまいました。

シャリが甘くなくあっさりしているのです。
シャリには薄く色が付いており、これは赤酢を使用しているからとのことです。
また一つ一つはそれ程大きくなくネタとシャリのバランスがいいのです。
ネタ一つ一つには入念に手が施されており殆どムラサキを付けずに頂きます。
そして噛めば噛むほど幸せに浸れるのであります。
早喰いの自分がいつまでも噛んでいたい
飲み込むのが勿体ないと思わせる
そんなお寿司なのです。
口いっぱいの幸せを感じた後は自家製の新生姜をちょいとかじって美味い日本酒を頂きます。
そして次の出会いがあるまで色々な話題で盛り上がります。

大阪に住んでいたときも仕事ついでに何度か東京で寿司を頂きましたが
ここまで深く味わえるお寿司は初めてです。
干瓢に感動しました。
ええ今まで「干瓢って何やねん!」て思っていましたよ。
たいちょうさんは寒イボ出しながら喰ってました(本当です)。
本当に丁寧で繊細なのです。
素材の良さは勿論ですが手が込んでいるのです。
それがひしひしと伝わってくるのです。
いやほんと
至福の瞬間が連続するのです。

こういったお店が旭川にあったことすら知らなかったです。
こんなお店が知られていないことがおかしいですよ!
メニューを見ていても決して高いわけではないのですが話題に上がらないのは
「旭川には合わない」
旭川の食文化を否定している訳ではないですよ。
改めて思ったのですが大将のお寿司が似合うシュチュウエーションって
仕事帰りに同僚や仲間達と美味い日本酒を飲みながらちょいと寿司をつまむ。
または大将と季節やネタ・お酒の話などで盛り上がる。
ぱっと食べてさっと帰る。
等々
江戸時代に生きていないので実際に見てきた訳ではないのですが(汗)
江戸前の寿司ってやっぱり屋台文化なのだと感じられるのですよね。
出来れば車で行きたくないお店だなぁ〜と感じました。
仕事の帰りにさっと暖簾をくぐって電車のあるうちに帰る
そんな食べ方が似合うお寿司屋さんだと思いました。

旭川がいいとか悪いとかではなく結局は需要と供給のバランスが成り立たないのでしょうね。
非常に残念ですが大将にしてみたら死活問題なので札幌で活躍されることを願います(涙)
たぶん札幌だったらもっと人口が多く鉄道網もしっかりしてまので需要が増えると思います。
※一部文章を変更させて頂きました

19時過ぎから日が変わるまで大盛り上がりの会食でした。

そして朝

口も心も昨日の余韻にひたって
今日も元気に仕事行きましょう!


大将!
ボーナス出たらお伺い致します。

最後に
ご招待して頂きましたたいちょうさん
そしてすばらしいお寿司を出して頂いた大将に感謝致します。
とてもいい日でした。

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